薬物依存症になってしまい、組織が変化してしまうとこれを治療する特効薬はありません。
治療を受けて、薬物を使わない生活をつづけ「回復」した状態になったとしても、何かの刺激によって再び幻覚・妄想などの精神異常が再燃することがあります。
これをフラッシュバック(自然再燃)現象といいます。
薬物の場合は、不眠や過労、飲酒、ストレスといったちょっとしたことで、幻覚や幻聴といった精神症状が起きて、再び薬物を求める精神症状になってしまいます。
その結果、せっかくやめていたのに再乱用してしまった方もいました。
止め続けるためには本人の意思だけでなく、周りの方のサポートが不可欠です。