規制薬物の現状と問題点
関東信越厚生局麻薬取締部 技能指導官 梅田国樹
覚醒剤の大量密輸入
●平成28年以降、相次ぐ覚醒剤の大型密輸・大量押収。
平成28年・29年、2年連続で覚醒剤の押収量が1トン越え。平成30年の押収量は未確定だが、3年連続で1トンを越えるのは確実と見られる。
主な押収事例
【平成28年】
2月 鹿児島県において洋上取引された100kg押収
5月 沖縄県那覇港に停泊中のヨットから600Kg押収
7月 東京港において中国来商業貨物から150Kg押収
【平成29年】
5月 横浜港において中国来商業貨物から350Kg押収
8月 茨城県において洋上取引された480Kg押収
【平成30年】
5月 大阪港において中国来商業貨物から100Kg押収
10月 横浜港においてタイ来商業貨物から合計150Kg押収
10月 名古屋市内の倉庫から340Kg押収