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悪い誘いへの断り方には3つのタイプがあります。弱気タイプは うつむいて相手の目を見ない。おどおどして声が小さいなど、相手に押し切られてしまうかもしれません。
けんかタイプは乱暴な言葉遣いや、けんかごしににらみ付ける等、互いに悪い方向へ進む可能性があります。 はっきりタイプは良い姿勢で相手の目を見ながら、はっきりした口調で理由を言って断ります。たとえば、 「よく分らない物は口に入れたくないです」とか「家族が心配するのでいりません」など、はっきり断ります。
どの断り方が効果的だと思いますか? そうですね。はっきりタイプです。はっきりタイプの断り方を今から練習しましょう。


さて、今から二つのケースを提示します。
Aのケースはお正月、親戚のおじさんの家に招待され、お酒をすすめられたケースです。
窓側のグループは、Aのケースを考えワークシート3に断る言葉を書きましょう。
Bのケースは両親が留守の時に、高校生の兄からタバコをすすめられたケースです。
廊下側のグループは、Bのケースを考えワークシート3に断る言葉を書きましょう。
それでは始めてください。 では、今考えた言葉をグループの中で出し合い、一番良いものを決めて発表してもらいます。 グループの中で発表する人を決めてください。

それでは、はっきりタイプの断り方を演じてみましょう。
はっきりタイプの断り方で大切なことは、良い姿勢、相手の目を見る、はっきりとした口調、でしたね。
また、見ている人はただ見ているだけでなく、どんなところが良かったか、後で聞きますので、よく観察してください。 それでは、トップバッター手を上げてください。
ハイ。あなたから行きましょう。前へ出てきてください。

皆さんは今日の授業で、薬物乱用は自分一人の問題ではなく、社会全体の問題だと気付いたと思います。  今日習ったことを自分の中に留めておくだけでなく、授業を受けていない他の人たちにも、薬物乱用の怖さを伝えてほしいと思います。そこで、今日習ったことを思い出しながら、みんなに訴えたい事を標語にしてワークシート4に縦書きにして書いてください。
たとえば、薬物乱用はダメ。ゼッタイ。とか、一度乱用を始めると、自分の意志ではやめられない。とか、ぼくはしない!脳が壊れる薬物乱用。等です。 それでは書きましょう。 
ワークシートに書けた人から大きな短冊に、清書しましょう。身近にひそむ薬物を皆に訴えるため、廊下などに張りますので、大きな字できれいに書いてください。
それでは、修了書の授与に移ります。

最後に、今日の授業で思った事や、感じた事をワークシート5に書いてください。


長時間にわたって薬物乱用防止の授業、お疲れ様でした。
今日習った「選択のためのチェックポイント」は、皆さんがこれから、
一生幸せに暮らすための魔法の言葉です。
修了書の裏にも書いてあるので、大切にして覚えておいてください。
また、皆さんと会える日を楽しみにしています。