国際協力活動
2021年(2020年度)活動状況
■2020年度 国連支援募金の贈呈式 ウイーンのUNODC(国連薬物犯罪事務所)にて、国際機関日本政府代表部引原大使よりワーリー事務局長へ2020年度に皆様にご支援いただいた寄付金が贈呈されました。 本寄付金は開発途上国NGOを通じて、青少年の薬物乱用防止教育や指導者養成プロジェクト等に活用されます。実施のためご尽力をいただきました厚生労働省、外務省並びに日本政府代表部に感謝申し上げます。
この募金活動は、日本国内での薬物乱用防止の普及啓発と、UNODCを通じた世界のNGOの薬物乱用防止活動の支援を目的としたものであり、1993年の「国連薬物乱用防止の10年」の支援のために開始されており、今年で28年目になる。 本寄付金は、若者の薬物乱用防止に関する開発途上国のNGOの活動を支援するため、青少年をはじめ日本の多くの団体の協力を得てDAPCが集めたものである。 今年の寄付金の額は1200万円である。本寄付金は日本国民からの支援と認識いただきたい。 この活動は、薬物乱用を根絶するためには、違法薬物の需要削減を進めること、そのためには、青少年に対する予防啓発・教育が決定的に重要であるとのDAPCの理念・思想に基づくものである。 本寄付金がUNODCの適切な管理の下、各国のNGOによる効果的な薬物乱用防止活動に配分され、世界的な薬物乱用との戦いに貢献することを願っている。
2019年にいただいた資金については、ボリビア、インド、ラオス、モルディブ、メキシコ、ナイジェリア、ロシアの8つのNGOに対して交付されており、地域的な多様性も確保された形で支援が実施されている(注:ナイジェリアに関しては、2つのNGOが支援対象)。 2020年の資金については、355件の支援の申請があり、現在これらを選考する最終段階にある。これだけの申請が寄せられているのは、DAPCからの支援が世界から注目されている証左である。
●https://twitter.com/JapanMissionVie/status/1390678547245764610?s=20 WEBサイト
|