[ 鎮痛剤について ]

 鎮痛剤の作用は少量のものならば気持ちを和らげ、筋肉をほぐしてくれますが、いくらか多めになりますと、舌がもつれたり、足元がふらついたり、知覚に異常を生じたりします。非常に多量を摂取したときには、呼吸器の機能を低下させ、昏睡から遂には死に至ることがあります。鎮痛剤とアルコールとの併用はこの薬物の作用を相乗的に高めますので、それだけ危険性も大きくなります。

 鎮痛剤は身体的にも精神的にも依存を生じます。一定期間使用しておりますと耐性を生じますので、いきおい、クスリの量が増えてゆきます。多量の鎮痛剤を常に使用していた人が、それを急に止めますと、不安、不眠、痙攣、さらには死に至るなどの禁断症状が生じます。母親が妊娠中に鎮痛剤を使用しておりますと、生まれた子供にも依存性ができていることがあり、そうした場合は生後暫くして赤ん坊に禁断症状が現れます。先天性の障害や行動に異常のある子が産まれたりします。



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