■薬物解説/向精神薬及びその他の薬物

 向精神薬とは睡眠薬や鎮静剤などの総称で、バルビツール酸という成分を含む医薬品をさしています。もともとは不眠やいらいらなどをなくすための薬ですが、これらも乱用すれば麻薬となります。

 向精神薬を乱用すると酩酊感が得られます。からだの緊張をときほぐし、リラックスした気分をもたらすのです。しかし乱用が重なると慢性的な倦怠感があらわれ、筋肉の運動機能も低下してまともに歩けなくなってゆきます。感情は不安定で妄想も現れ、突然凶暴になったりもします。

 これらの向精神薬と同様に、ある化学物質だけで作られた薬物がほかにもあります。例えばLSDの名で知られる幻覚剤もそのひとつです。ここでは本来、不安をなくすために開発されたはずの薬品が、どのように乱用され、人の精神を異常にさせてゆくかをみてゆきましょう。

●向精神薬とは

●症状

●MDMAについて

●鎮痛剤について

●幻覚剤について

●類似薬物について

●麻薬及び向精神薬取締法

●統計データ

●いわゆる「マジックマッシュルーム」の麻薬原科植物としての指定について